手書きホロスコープ

手書きホロスコープ


コンピューターを使わず、手書きと筆算でホロスコープを描いています。(コンピューターを使うこともありますが、書き写す時だけでも、手書きにしています)
コンピュータ占いが普通になっている現代で、今どき?って感じかもしれませんが、そのの良さを感じる時が多々あります。

全部コンピューターでリーディングしている時と、それは何かが違う感覚になるのです。
ゆっくりしたその時間が、ひらめく瞬間をもたらしやすいという感じです。
もしかするとそれは、私にとって一種の瞑想の時間になっているのかもしれません。

大昔は、灯りもなく、不便な生活だったからこそ、現代の人より野性的な直感が働き、自然と分離していない日常を過ごし、生命エネルギーも高く、目に見えないものを感じる力が、大きかったのではと想像します。
なぜなら、夜、真っ暗だった時代には、外へ行く時、裸足で一歩足を踏み出すにも危険を察知しないといけないので、足指先は、鋭いアンテナのように働き、目はしっかりと見開き、耳はぴんと張り、においを嗅ぎ、周囲を察知しようとしていただろうと思うからです。地面がぬかるんでいるかもしれません。何か危険な物がいるのかもしれません。足は靴で守られてはいません。

夕焼けや雲の様子を見て、明日の天気を言い当てていた、昭和の頃の方が、それに近いのかもしれません。
今はお天気アプリでチェックしちゃいますね。

現代人の私たちの感覚というものは、便利さと引き換えに失われていっているのかもしれません。

そんな理由で、自分でできる範囲で、手書きホロスコープでのリーディングを、続けていこうと思っています。

実は、これは、私がやっているフェルデンクライスメソッドのボディワークにも繋がっています。
ゆっくり、小さく、を大切にするメソッドです。これにより、人の脳と脊髄を通し、神経回路が新たに繋がり、動作機能や脳の可能性を広げます。

日々、早く早く、速く速く、たくさんたくさん、もっともっと、に慣れ、又、それを良しとされている現代ですが、その逆をすることで、速くしていては得られないものに出会えるチャンスがあるのではないかと思っています。

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