数字を通し宇宙と繋がる

数字と宇宙

インドの人たちの、数字を通して神秘に繋がる能力に驚かされます。

例えば、大昔インドにおいて、世界で初めて”0”(ゼロ)が発見されたことは有名です。
”0”には二つの側面があり、それは記号としての”0”と、何もないを表す数字としての”0”だそうですが、インドでは何もないを表す数字としての”0”を発見したと言われています。

また、古代の天文学者は、気が遠くなるような天文学的数字を、アルファベット化し、難しい計算式や、天体の度数までも、言葉に変換し、詩人のように詠っていたそうです。

更には、数を神聖化し、世の中に存在する物事に、数字を当てはめていました。
特に”3”や、”3の倍数”は特別だったようです。
インド占星術で”3”は、木星の数となります。
木星は、精神世界、指導者、学問などを表します。
”33”には、”神”が当てはめられ、”108”には、”聖なる数字”が、当てられていました。
そう言えば、除夜の鐘も”108”、煩悩の数も”108”、マントラを唱える回数も”108”で、3の倍数ですね。

現代のインドでは、IT産業が盛んになり、世界中の企業のコールセンターが、置かれたりしています。
ハイレベルな、IT技術、語学力、コミュニケーション能力、理論的な思考と、柔軟性を備えている人材が多いのでしょう。

今は、IT方面に、その優秀な頭脳を生かしているインドですが、それは、大昔ゼロを発見したことや、奥深いインド占星術を発明したことにも、繋がっている気がします。








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