西洋占星術のトロピカル式では、本日、2024年11月20日、冥王星が水瓶座入り。
サイドリアル式のインド占星術のでは、24度ほどずれるため、冥王星はまだ山羊座の5度程です。
(古典インド占星術では、古典西洋占星術と同じく、トランスサタニアンと言われる天王星、海王星、冥王星を配慮しませんが、ここでは遠くの星たちが与える影響も、時代のフィーリングを捉えるための方法として観察していきます。)
サイドリアル方式で、いつ水瓶座に入るのかというと、
2040年1月25日です。まだまだ先ですね💦
でも、めげずに👽その日の宇宙の様子を調べてみました。
ミュータブルで、地の乙女座アセンダントで、
土星木星が、合、グレートコンジャンクション。
風の時代っぽくないような・・・?
惑星の位置はと言うと、
努力が必要な6室に、冥王星。
現実社会での成果をも表す11室に、天王星。
真っ暗で奥が深すぎ沼の8室に、海王星。
9室の牡牛座、ラーフ神と月神は、豊かさ快適さを求めて外国旅行へ、また宗教や霊や魂的なことへと、人々の気持ちが向かうのでしょうか。
ラーフ神と月神以外の、他の惑星神の位置からは、以下のように読んでみました。
優しく、まじめで、質にこだわる思考で、
地道で、人の役に立ちたいという志を持ちながら仕事したり、そこに楽しみを見出したりされる性質の方が多くなるのかも。
お仕事面では、コミュニケーションが必要で利益を生むような、体を動かす仕事(仕事されてない場合は体を動かすこと)が増える可能性。
突然の大変化もありそうですが、辛くたって頑張ります。
会話、コミュニケーションに苦労し、がんばるとも読めるので、外国語必須か。または、仮想空間、AI化、はたまたテレパシーでの会話か。その他、これまでになかった方法への変化があるかもしれないと読めそうです。
家庭においては、家でも楽しいけれど、そこに留まらず、旅行したり、アートやエンタメ楽しみたい。家庭におさまらない、そんな人々が増えるのかなと感じました。
移住や、国際結婚、パートナーシップも増えるのかもしれません。
さて、参考にと、過去検証してみました。
インド占星術が採用しているサイドリアル方式では、2005年冬に、射手座へ冥王星が入りました。
その頃の日本社会の様子を振り返ってみました。
2005年夏、衆院選において自民、公明、圧勝、与党が三分の二に。
小泉純一郎元首相の「自民党をぶっ壊す」というパフォーマンスに国民は熱狂し、郵政民営化がなされました。その年の冬、射手座へイングレスしています。
翌年2006年は、安倍政権が発足し、紆余曲折しながらではあったものの、2020年秋までのロング政権。
やり遂げたかった目標に向かって、進み続けられた印象があります。
在任中、突然の辞意表明と入院もありました。
火の元素、射手座特有の挫折や、思うように進まない、もどかしさもイメージします。
2021年1月年明け、冥王星は山羊座へ移動しました。
2022年7月、阿部元首相暗殺という事件が起こりました。
冥王星山羊座の始まりを象徴していると言えるのかもしれません。ゆっくり進む星たちの影響は、ゆっくり、そして確実に来ると考えられるからです。
最後に、ナクシャトラからの目線で見てみます。
まず、冥王星が、射手座へイングレスした2005年冬、冥王星のナクシャトラ位置は、破壊の女神が支配神のムーラ(願いを叶える、夢の実現、歓びの追求が目的)でした。
安倍晋三氏が2006年に首相となり、祖父の岸信介元首相から始まる大一族の思いと一体になって、夢に向かって、破壊のムーラ、地球から見てブラックホール方向、射手座へ歩まれたのかもしれません。
次に、冥王星が山羊座へ入った2021年年明け、冥王星のナクシャトラは、カルマの法則、正しい行い、道徳をつかさどる絶対勝利の宇宙神が支配神のウッタ―ラアシャーダ(悟り、解脱が目的)でした。
2023年3月には、ジャニー喜多川氏による長年の性加害問題が英国BBC放送によって報道されました。
今秋(2024年秋)においては、衆院選自民党の敗北、与党過半数割れ、トランプ元大統領の再選、神戸知事選投票結果で、大きな変化がありました。
カルマの法則により、歴史の中で隠されてきた不動の巨大な力が、崩れ、白日の下にさらされていく、そんな時期なのかもしれません。(サイデリアル方式では現在山羊座の5度あたりの始まりの度数です)
ウッタ―ラアシャーダの目的は、悟りや解脱ですが、現在の子どもたち、若い世代はそれに通じるものを生まれながらに持っているような気がします。
そして、約16年後の2040年、冥王星が水瓶座へ移動する時は、地球に豊かな物質をもたらす自然界の神々が支配神のダニシュタです。
ダニシュタの目的は、豊かな物質、正義、道徳、義務の遂行。
・・・どんな世界が待っているのでしょう!
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