エリザべス1世のホロスコープを占星術の本で見つけました。
このホロスコープは四角い形で、インド占星術のホロスコープとそっくりです。
現代において、西洋占星術は円のホロスコープが使用されているので、こんな時代があったことに驚きました。
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↓16世紀、プロテスタント誕生の宗教改革の中心となったマルティン・ルターのホロスコープも載っていました。
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調べてみると、西洋において、西暦1世紀頃は、丸(惑星はざっくりと配置)だったようですが、中世では四角になってようです。
円のホロスコープといえば、インドから日本へ伝来した宿曜占星術があります。いつ頃からこのような丸い形になったのでしょう。
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16世紀頃、ポルトガルから鉄砲が日本にもたらされ、それまで刀で戦っていた戦国大名達に急速に普及しました。武器と戦法の革命です。武将の中には占いを使って戦った人もいたそうなので、占星術も戦争に使える手段として伝わった可能性もありそうです。
以前、東インドには丸いホロスコープがあるという情報を耳にし、
それはぜひ見てみたい!と、インターネットで「インド占星術の丸いホロスコープ」を探しましたが、見当たりませんでした。
インドでは、今もパソコンを使わず占う占星術師さんたちが、沢山いらっしゃいます。口伝伝承されてきた占星術、代々からの家業としての占星術、独自のスタイルの占星術があり、英語でも、サンスクリット語でもない、現地の言語だけで道端で占っている占星術師さんたちもいるそうです。
いろいろなホロスコープの形を通して、世界の歴史に思いを馳せます。
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